『ネガティブな感情は、いけないものだ』

よくスピ系の人がいう言葉です。

波動が低い、破壊的である、などなどという理由がありますが。。。


でも、そんな簡単なものではないと思います。

よくない、と言うのは、その感情から何も学ぶことがなく

ただその感情を持ちつづけることが良くないのです。


悲しい。。。なぜ?私はなぜ悲しんでいるの?

腹立たしい。。。なぜ?私は何に怒っているの?

必ず、感情の奥には、動機があります。


心の中を探していくと、ときに複雑に何層も折り重なった奥に

必ずなにか動機があるのです。


自分を肯定していなかったり、自分の真の望みから外れて生きていたりします。

それに気づくことが出来れば、根本から変えていくことが出来ます。

そして、その「ネガティブな感情」を持つ必要もなくなります。


たとえば誰かを批判したり非難したり拒絶する、そんなネガティブな感情は

ハートチャクラをてきめんに閉ざします。

それは確かに好ましい状態ではありません。


でも、そこから視点を広げていくことで

違うものが見えてきたり、理解できることがあって、

それによって、実は自分が相手を「許してない」ことに気づきます。


許す、と言葉でいうのは簡単だし、じゃあその相手は間違ってないのかというと

やっぱり間違ってたりはするのですが(笑)

その間違いに気づく、ということもその人の大切な学びなので

ほうっておく、相手にしない、

時には厳しく突き放したり、見守るしかないこともあるのですね。


そして、その人を自分の中で肯定し、許していく。


時々、瞑想中やクォンタムタッチの施術中に、圧倒的な愛のエネルギーが降りてくることがあります。

以前、「宇宙には愛が満ちていて、それは絶対的な波動である」と聞いたことがあったのですが

まさに、言葉や概念ではなく、ただ波動なのですね。

そのエネルギーは無条件に魂を癒します。


ある時、やたらにネガティブな感情にとらわれてしんどかった時に

そのエネルギーが降りてきて、

そして一言だけ、「ネガティブな感情は、愛への鍵」という言葉を受け取りました。


そして、相手のことを理解できなくて、とにかく嫌で「許せない」自分がいたのですが

ふと理由に思い当たり、理解できたことで、急に楽になりました。


それは相手を受け入れるとか受け入れないといったことではなく、単に「理解した」だけなのですが

それはそれでいいのだ、でも自分はそこに関わらなくていい、と理解できたのでした。

そして、それが、自分の中で「相手を肯定する」「許す」ということだったのです。


ネガティブな感情の奥に何が潜んでいるのか、何が対峙すべき課題なのか

それを見つけ出していくことが大切なのです。

それが、更なる大きな愛と理解と許しに繋がっていく。


ネガティブな感情は、ギフトとも言えますね。

白紙

          

        4・ネガティブな感情は愛への鍵