よくスピ系の人から聞く言葉に「波動が高い」「低い」というのがあるのですが

私はその高い、低いという言い方はあまり好きではありません。


「高い」=良い、優れている、素晴らしい(まぁこれだけだったら良いんですが)

「低い」=悪い、劣っている、下等

といった意味付けを、どうしても持ってしまいがちな言葉だからです。


つまり、「波動を高くしなきゃ」(その方が良い)と思った時点で

「自分は波動が低い」(だからダメ)

と自分をネガティブに肯定してしまうのですね。


波動は、例えば音階のように、音の高低があるだけ、という言葉があるのですが。。

低い音だから劣っているというわけではないし、

高いから絶対に優れているわけではない。

それぞれの音に、素晴らしい響きがある、と私は思うのです。


つまり、自分の今いる場所、自分の持つ波動に優劣はなく

ただ、そこにふさわしい愛と学びがあるだけ。


なので、無理に「波動を高くキープしなきゃ!」なんてことは必要ないのです。

高みを目指して努力し続けていれば、自然と到達するのだから。


そして、人間のレベルからすれば、上はまだ限りなく高く、

今この地球で高い低いといってもたかが知れています。

どんぐりのせいくらべ、ってとこです。


大切なのは、目の前の課題を地道にこなして、広く深い意味での愛を知っていくこと。

高い低いなんて、パワーゲームにはまらないようにしましょう。

白紙

          

        2・波動と音階